私が今講座を受けている代表的な聖典の”バガヴァッドギーター2章50節には”yogaḥ karmasu kauśalam” =”ヨガはすべての行為における技である”とあります。
日々人は行為を繰り返して生きていますが、より良くなるために、幸せになるために行為をしていますよね。
ということは、幸せになるための行為の技=テクニックなんですね。
何があったら幸せですか?あの人に愛されたら幸せ?もっとお金あれば幸せ?美味しい食事?あの人に勝ちたい?幸せの基準は人それぞれ違いますよね。
ということは、自分の心(マインド、思考)が幸せを決めているということなんですよね。
ヨガの効果はその心(マインド)に現れます。ヨガのアーサナ、プラーナヤーマ(呼吸法)、リラックス、純粋な食事、瞑想とポジティブマインド、浄化法は身体を通して心に影響を与えます。
また、科学的(生理学的)にも、ゆっくりした呼吸で神経伝達物質セロトニン(幸せホルモン)によって精神が安定し、ホメオスタシスが正常になり自律神経が整うことで、ストレスにはヨガが有効であることも確認されているんですね。
最近は量子力学の分野などで、スピリチュアルな現象を少しずつ科学的に証明できるようになってきているようでもあるし、言葉や思考、意識がどれだけ影響してどれだけ重要であるっていうのが常識になる世界がやってくるのかな?
だから、すべては心(マインド)なんです。それ次第で幸せにも不幸にもなれちゃう。けど、その心の扱いが非常に難しいし、言いなりになってしまってもダメなんですね。心は心で自分ではないので。
そこでヨガ。身体動かして、呼吸とリラックスで心身を整えて、さらに良い食事にポジティブになる本を読んだり勉強したり瞑想したり。ヨガと関わりの深いアーユルヴェーダでも、サットヴァ意識という純粋意識に持っていくことを推奨しています。
そうなるときっと、心に変化がおきて幸せの定義が変わったり、今の幸せに気づけたりする?そうですね。
私もまだまだまだ旅の途中で、本音は中々難しいしいです。知識としては分かっていてもマインドに引っ張られてばっかりの毎日です…